お疲れ様です。
看護師/アートセラピストのりょう(アトピー持ち)です。
いつもご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、鼻の下のアトピーが気になるあなたへ、対処法をお伝えしようと思います。
依頼者さんは、アトピー歴20年。マスクと髭剃りで、口周りと鼻の下のアトピーで辛い思いをされている
ぱんさんです。
ここ1年、ずっと鼻の下と口周りが、赤いし、痛いんです。
コロナもあって、マスクつけっぱなしだし、そうすると擦れて、乾燥して、かゆくなるの繰り返し…。
ほんとにしんどいぱん。
気にしてなかった鼻の下のアトピーほど悪化しやすい|無意識
あまり気にしない鼻の下
普段、なかなか鼻の下の皮膚は気にすることが少なく、無意識になりやすいかもしれません。
鼻の下は、マスク、髭剃り、食べ物、ほこりなど、さまざまなものが触れやすい部分でもあります。
そんなストレスが多い部分ですが、あまり気にすることが少ないため、アトピーが悪化しやすい傾向があるかもしれません。
ストレス × 気にしてない=鼻の下の悪化
アトピーは、基本的に「ストレス×気にしていない」で悪化しやすい傾向があると思われます。
- 仕事 × 鼻の下
- アルコール × 膝の下
- マスク × 鼻の下
といったように、悪化している部分は、この公式に当てはまるかもしれません。
しかし、普段、生活する中で、このことに気づくことが少なかったり、気づいても目の前の仕事や家事に追われて、「わかってるけど、どうしようもできない」が続いてしまう。
それが、1週間、1か月と続くと、アトピーがひどくなってしまっていることがあるかもしれません。
気にしていなかった鼻の下のストレスに気づくことがアトピー治療につながる
このことから、この「ストレス」と「気にしてなかったこと」に気づき、早めに対処することは、アトピーの悪化を減らせる傾向にあります。
仕事の残業 × 気にしてなかった鼻の下
に気づいたときに、一度立ち止まって、
- 仕事の残業を減らしてみる
- 鼻の下にマスクが当たらないようにしてみる
- ネットで調べてみる
といったように、先手を打っておくと、1週間後に最悪の状態になるのを最小限にすることができます。
自分の鼻の下のアトピーの状態を客観的にみて、ストレスに気づくことを「メタ認知」と言われ、セルフコントロールしやすくなるともいわれています。
これを応用すれば、仕事のパフォーマンスが高まり、生産性が高まるとも言われているようです。
近年、マインドフルネスが流行っているように、情報過多な現代で、自分を客観視することは、アトピーケアのみならず重要なスキルかもしれせん。
鼻の下のストレスに気づくやり方
この気にしていない鼻の下のストレスに気づくには、自分に合ったやり方がポイントです。
- これまでノートでまとめていたら、ノートに書く
- 絵でまとめやすかったら絵で描く
といったように、これまで、自分を客観視できたやり方で、気にしてなかったストレスを発見しやすく、習慣化しやすい傾向にあります。
考えられるストレスをリストアップ
まずは、自分が客観視しやすい方法で、考えられるストレスをリストアップしていきます(ブレインストーミング)。分類は、体、心、環境など、自分がわかりやすく、抜け漏れがないやり方よいかもしれません。
- マスク
- 手でしまう
- 髭剃り
- 仕事が忙しい
ストレスに気づいたら、減らしてみる
ストレスに気づいたら、どのようにつながっているかを線でつなげてみます。
髭剃り ー マスク ー 手で触れる ー かゆくなる
そうすると、大まかなストレスの流れがつかめるので、始まりの鼻の下のストレスを優先して、それぞれの対処法を考えていきます。
1.髭剃り:シェーバーを洗う。鼻の下だけ小ハサミでヒゲを切る。
2.マスク:素材を変える。ゴムひもを使う前に伸ばして緩めて、鼻の下に負担がかからないようにする。
3.手で触れる:手で鼻の下に触れてしまう癖を減らす。手を洗う。
そして、この対処法を、1日1つずつやっていきます。
1日に3つやってしまうと、対処法をすること自体がストレスになって、長続きしなかったり、アトピーが悪化しまうことが起きてしまうので、1日1つ対処していくことをお勧めしています。
楽しみながらこれを繰り返す
この「リストアップ→流れを知る→対処法」を、約1~2週間に一度、無理のない範囲でやっていきます。
ポイントは、無理をせずに、なるだけゲーム感覚のように楽しみながらやると長続きします。
髭剃りストレスをクリアしたら、Lv.1
マスクストレスをクリアしたら Lv.2
と、RPGのようにゲーム感覚でやっていくと、脳の報酬系という部分が活性化して、長続きしやすいようです。(ゲーミフィケーション)
がんばりすぎませんように
アトピーは、ギリシャ語由来で、「奇妙な」「とらえどころない」という意味のようです。
良くなったと思ったら、突然悪くなったり、
悪くなったと思ったら、突然よくなっている。
人間関係のストレスで悪化したり、
お酒でも悪化したり、
布団の汗でも悪化する。
そういう「とらえどころがない」からこそ、人から「ただの皮膚の病気でしょ」「あぁアレルギーね」と誤解されてしまう。
だからこそ、どうか、ご自身を責めすぎず、
がんばりすぎませんように🌛
りょう
アートセラピスト | 看護師 | ポジティブ心理カウンセラー
マンガとアバターを使って、20~30代の方のメンタルサポートをしています。
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